読売ジャイアンツの第51代4番打者「呂明賜」のプロフィール
1988年にドラフト外で日本野球機構の読売ジャイアンツに入団。
当時、巨人にはウォーレン・クロマティ、ビル・ガリクソンといった元メジャーリーグ選手の外国人選手が在籍していたため、第3の外国人の扱い(当時の日本プロ野球では、出場選手登録できる外国人は1球団につき2人まで)だった。
6月14日の明治神宮野球場の対ヤクルトスワローズ戦で、初回にボブ・ギブソンから初打席初本塁打を記録。デビュー10試合で7本塁打(またデビュー17試合で10本塁打)と大暴れし、その年のジュニアオールスターゲームとオールスターゲーム(監督推薦)の両方に出場する。最終的には本塁打を16本放ち、前傾姿勢の打撃フォームから繰り出される豪快な一打から、「アジアの大砲」「怪物」と評された。
翌年の1989年には、クロマティが復帰し他にガリクソン('89年)やマイク・ブラウン(1990年)といったほかの外国人選手との外国人枠の兼ね合い、出場機会に恵まれないままファーム日本選手権MVP獲得直後の1991年のシーズンオフに退団。
今なら外人枠にも悩まされずにもっと出場できて活躍できたと思います。
あの弾丸ライナーのホームランは忘れられません。
「4番での通算成績」
①初試合
1988.7.17 対大洋15回戦
②試合数
2
③打数
6
④安打
1
⑤本塁打
0
⑥打点
0
⑦打率
.167