読売ジャイアンツの第63代4番打者「シェーン・マック」のプロフィール
1994年から1995年のMLBストライキの影響もあって1995年に総額8億円(推定)の2年契約という当時としては破格の条件で読売ジャイアンツに入団。前年は、規定不足ながら打率.333・15本塁打と活躍していただけあって大いに期待された。もっとも、獲得が決まった際、激生!スポーツTODAYで青田昇は、サッカーワールドカップの影響での人気低下を危惧したMLBが飛ぶボールを採用し始めたため数字を額面通りに評価できないと述べていた。
巨人では一番打者として走攻守三拍子揃ったプレーでメジャーリーガーの実力を発揮した。非常に真面目な選手であったことでも知られ、メジャーリーグ出身にありがちな日本を見下すような態度をとらず、落合博満の打撃に関して感銘を受けていた。打撃では左キラーと呼ばれ左投手に強く、俊足を活かした守備力があり、ダイビングキャッチやフェンスに激突しての好捕など数々のファインプレーを見せた。しかし、かなりの弱肩であり日本シリーズではその点を突かれたり、推定年俸4億円の高給がネックとなり、2年間の在籍後、退団した。
真面目な選手でしたけど高額年俸の割には物足りない結果でしたね。
「4番での通算成績」
①初試合
1996.5.26 対広島9回戦
②試合数
18
③打数
71
④安打
20
⑤本塁打
4
⑥打点
13
⑦打率
.282