なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

イースタン・リーグ公式戦  ソフトバンク―巨人5回戦(2勝2敗1分、12時31分、雁の巣)

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巨人 0 0 0 0 0 2 0 3 0 5
ソフトバンク 1 0 3 0 1 0 2 0 × 7

 

[勝]坂田2試合1勝
[S]嘉弥真9試合2勝1S
[負]今村12試合5勝4敗
[本]江川3号ソロ(今村)=1回、城所1号ソロ(野間口)=5回、橋本3号2ラン(坂田)=6回、アンダーソン3号ソロ(金無英)=8回
 
相手チームスタメン・投手リレー 
1番:長谷川(右)、2番:真砂(中)、3番:江川(左)、4番:カニザレス(指)、5番:塚田(三)、6番:白根(一)、7番:細山田(捕)、8番:金子圭(遊)、9番:古澤(二)
P:坂田(7回)→金無英(2/3回)→日高(1/3回)→嘉弥真(1回)
 
ファームの交流戦ソフトバンク-巨人戦3連戦の2戦目が25日、福岡・雁の巣球場で行われ、序盤にリードを許した巨人は、試合後半に追い上げたものの及ばず、前日に続く連敗となりました。この試合はグラウンド上空に強い風が吹いていたため、両チーム野手が打球の目測を誤ってヒットにする場面が続出し、投手には気の毒な展開。また、両軍合わせて、4本塁打が出る打撃戦でした。


 巨人の先発・今村投手は一回、先頭打者を内野安打で塁に出しましたが、けん制で刺し、ピンチを未然に防ぎました。しかし、3番・江川選手に左中間深くに運ばれ、野手がグラブに当てながらも補給できず、ランニング本塁打となり、先制点を与えました。球威もあり、二回は三者凡退に退けましたが、三回二死無走者から崩れてしまいました。2番打者から4連続長短打を浴びて、さらに3失点を喫しました。最初の2本のヒットは風の影響を受けたヒットでしたが、後の2本はクリーンヒットでした。


 五回に3番手・野間口投手が城所選手に代打本塁打を浴びて、5点のビハインドとなった巨人の反撃は六回でした。内野安打と暴投で得た二死二塁の場面で、橋本選手が高めの球をとらえて、左打者の逆方向となる左中間深くに2ラン本塁打を放ちました。二試合連続となる橋本選手の一撃は、左翼スタンドに向かって吹く上空の強風に乗せた会心のもの。相手先発・坂田投手の落ちる変化球に苦しみ、五回まで1安打に抑え込まれていた打線を奮い立たせる一発でした。 


 六回にも交代した投手陣がつかまって3安打で2点を失い、再び5点差をつけられた巨人ですが、諦めませんでした。八回に先頭打者の代打・アンダーソン選手が、代わった金無英投手から右翼に豪快な本塁打。さらに四球と安打で作った二死一、三塁のチャンスに岡本選手が詰まりながらもしぶとく左中間に二塁打を放って2点を追加しました。


 結局、序盤の失点が重く、2点届きませんでしたが、打線が意地を見せた一戦でした。