なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

イースタン・リーグ公式戦  巨人―ロッテ17回戦(ロッテ8勝7敗2分、16時01分、ジャイアンツ)

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ロッテ

0 0 1 0 0 1 0 0 0 2
巨人 0 0 0 0 1 2 2 1 × 6
[勝]小山15試合6勝5敗
[負]唐川5試合1勝1敗
[本]鬼屋敷2号ソロ(木村)=5回、堂上2号ソロ(唐川)=8回
 
相手チームスタメン・投手リレー 
1番:加藤(右)、2番:伊志嶺(中)、3番:根元(指)、4番:青松(三)、5番:大松(左)、6番:細谷(遊)、7番:井上(左)、8番:川本(捕)、9番:早坂(二)
P:木村(5回)→唐川(3回)
 
イースタン・リーグの公式戦、巨人-千葉ロッテ17回戦が2日、ジャイアンツ球場で行われ、巨人はロッテに2度リードされたものの、終盤の連打や本塁打で逆転して、6-2で勝ちました。序盤は相手投手に苦戦しましたが、終盤は押しまくる展開となり、先発の小山投手の力投、3人のリリーフ投手の安定感が光りました。


 巨人の先発、小山投手は一回の先頭打者を四球で出塁させる立ち上がりでしたが、後続を打ち取りました。しかし三回、先頭打者の右中間へ打球を右翼・金城選手がグラブに当てながら落球、無死三塁(記録は二塁打右翼手の失策)のピンチを迎えました。次打者に内野ゴロで走者が生還、1点を先制されました。


 攻撃陣はロッテ先発の左腕、木村投手の落差のある速球に苦しみました。二回には久々の出場のフランシスコ選手がセンター前ヒットで出塁したものの、次打者の一塁ライナーで併殺、三、四回も三者凡退に抑えられました。


 五回も簡単に二死を取られましたが、鬼屋敷選手が初球、高め直球を強振すると、打球はレフトフェンスを越える本塁打、一発で同点に追い付きました。内田打撃コーチが「このところ、打撃のバランスがよくなっている。鬼屋敷の持ち味の体の強さで打った一発」という一打でした。


 しかし、追いついた直後の六回のロッテの攻撃、小山投手がヒットと四球で無死一、二塁のピンチを作りました。次打者を注文通りの内野ゴロに仕留めたものの、併殺はならずに一死一、三塁となり、犠牲フライで、またも先行を許してしまいました。小山投手はこの回で終えてマウンドを降りましたが、直球のキレも良く、ゆるいカーブがよく決まり、決め球のフォークが有効で、内容のあるピッチングでした。


 巨人の攻撃陣は六回からマウンドに上がったロッテ2番手の唐川投手を攻め立てました。金城選手がライト前ヒットを放ち、井端選手が死球を選ぶと、代打横川選手が遊撃に強襲ヒットで無死満塁。この場面で中井選手が同じように遊撃に強襲ヒットを放ち、まず同点。なおも続くチャンスに、代打の堂上選手が流し打ちで、左翼に勝ち越しの大きな犠牲フライを放ちました。「こういう場面では外野に大きな打球が打つことが必要。こすった感じだったが、うまくバットで運べた」という納得の打席でした。

 巨人はさらに攻めました。七回には鬼屋敷、金城、寺内の3選手の安打で2点を追加、八回には先頭の堂上選手が二球目のスライダーを狙い撃ちで、右翼に2号本塁打を放って加点しました。

 守っては七回から、久保、土田、香月の3投手が1イニングずつを無失点でリレー、終わってみれば、完勝の内容でした。