読売ジャイアンツの第65代4番打者「石井浩郎」のプロフィール
1996年には左手首を骨折し、2試合の出場にとどまる。同年オフ、球団が日本プロフェッショナル野球協約の制限を超える50%ダウンの年俸提示に対して、年俸調停を申請。日本野球機構からの要請を受け、一旦近鉄と契約した後に石毛博史・吉岡雄二との2対1の交換トレードで読売ジャイアンツへ移籍。当時、巨人の編成部長はプリンスホテル時代の監督だった石山建一が務めており、その縁故もあった。
1998年、負ければチームの貯金がなくなる試合となる7月29日の対ヤクルト戦(神宮)において、両チーム無得点のまま迎えた10回表の満塁の場面で石井は代打して出され、プロ野球8人目、巨人では38年ぶりとなる延長での代打満塁本塁打を放ち、試合はそのまま4対0で巨人が勝利している。
寡黙なサムライの雰囲気がある素晴らしい4番打者でしたね。
「4番での通算成績」
①初試合
1997.6.28 対中日13回戦
②試合数
35
③打数
126
④安打
35
⑤本塁打
0
⑥打点
16
⑦打率
.278