なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

イースタン・リーグ公式戦  ソフトバンク―巨人4回戦(巨人2勝1敗1分、12時30分、雁の巣)

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巨人 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
ソフトバンク 0 0 0 0 1 0 0 1 × 2

 

勝]東浜17試合2勝2敗3S
[S]加治屋17試合4勝2敗2S
[負]戸根5試合1敗
[本]橋本2号ソロ(東浜)=6回
 
相手チームスタメン・投手リレー 
[1番:長谷川(右)、2番:釜元(中)、3番:上林(左)、4番:カニザレス(一)、5番:松中(指)、6番:塚田(三)、7番:斐紹(捕)、8番:金子圭(遊)、9番:古澤(二)
P:東浜(8回)→加治屋(1回)
 
ファームの交流戦ソフトバンク-巨人戦が24日、福岡・雁の巣球場で行われ、接戦となったが、ソフトバンクが八回に1点を勝ち越し、巨人は敗れました。ソフトバンクとは5月の3連戦(巨人2勝1分)以来の対戦で、今季初めての黒星となりました。


 試合は巨人・西村投手、ソフトバンク・東浜投手が安定した投球を見せ、1点を争う戦いになりました。最初にチャンスを作ったのは三回の巨人。9番・北選手の左前ヒットに続き、1番・橋本選手がライトに巧打を放ち、一死一、三塁としました。しかし、後続が内野ファウルフライ、三振に倒れ、先制はなりませんでした。


 1点を追う展開となった六回には、先頭打者の橋本選手が2ストライクと追い込まれながら、鋭くバットを振り抜くと、打球は風にも乗って右翼スタンドに突き刺さり、同点本塁打となりました。橋本選手は「いきなり追い込まれたので、コンパクトに振りきることだけを考えていた。体の回転をうまく使えたと思います」と満足そうに話していました。


 しかし、巨人のヒットは橋本選手、北選手の各2本と辻選手の1本だけ。ヒットが2本出たのも四回だけど、打線全体に元気がありませんでした。


 先発・西村投手は一回の先頭打者に11球も粘られたものの、三振に取ると、徐々に調子を上げていきました。四回までは無安打1四球でしたが、五回に2安打と犠打で一死一、三塁とされ、レフト前のタイムリーで相手に先制点を与えてしまいました。しかし、いずれも不運なヒットで、木村コーチは「出来はよかったと思う。特にスライダーとフォークがいい感じで決まっていた。フォームもいい状態に戻りつつある」と投球自体には高評価を与えていました。


 六回に2番手で登板した江柄子投手は思い切った配給で2三振を奪う好投でしたが、七八回に登板した戸根投手が思わぬ形で、決勝点を与えてしまいました。七回を3人で抑え、八回も二死無走者から打者から低いボールで空振り三振を奪いました。ところが、捕手がボールを大きく前に弾き(記録は暴投)、振り逃げの走者を出してしまいました。ヒット、四球で満塁とされ、右前にタイムリーを許し、これが相手の決勝点となりました。