なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

プロ野球 2015 巨人×中日 22回戦 ~東京ドーム〜

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巨人中日
(中) 立岡 (中) 大島
(二) 片岡 (二) 亀澤
(遊) 坂本 (三) ルナ
(一) 阿部 (右) 平田
(中) 長野 (一) 森野
(左) アンダーソン (遊) エルナンデス
(三) 村田 (左) 藤井
(捕) 小林 (捕) 杉山
(投) 大竹 (投) 濱田
 
大竹復活7回0封!3か月半ぶり2勝目「ホっとしてます」
  

7回1死から平田に中前打されたが、許した安打は2本のみ。7回無失点。二塁を踏ませぬ好投で5月13日の広島戦(東京D)以来の2勝目を挙げた。「良かったです。ホッとしてます」と胸をなで下ろした。2軍調整中にフォークを磨いてきた。昨年まで追い込んでからチェンジアップに頼ることが多かったため、09年以来、解禁しようと自主トレから練習を重ねた。2回に平田から空振り三振を奪い、手応えをつかんだ。「ファームでは使っていましたが空振りが取れるようになった」。落ちる球がチェンジアップとフォークの2種類となった。投球の幅を広げ、戻ってきた。

 今年は不振で1、2軍を行き来した。合計で約3か月が2軍生活。ファームの練習の合間に「もしかして巨人にFA移籍してきて、終わった選手になってしまっているのかな」とポツリと漏らしたこともあった。それでも「(東京)ドームで勝つことをイメージした」と奮い立たせ、この日の快投につなげていた。

 マイコラスがコンディション不良で登録抹消になり、菅野、ポレダ、高木勇が中5日登板になるなど苦しい先発事情。23日の広島戦(マツダ)で6回2失点と試合を作った田口と大竹がシーズン終盤戦に力を発揮したことはチームにとって大きい。原監督も「本来に近い、非常にメリハリのある投球だった。次も期待したい」と評価した。

 ただ、大竹自身に慢心も笑顔もない。お立ち台ではファンに向かって「なかなか貢献できなくて申し訳ありません。絶対に優勝したいと思います」と声のトーンを上げた。心からの笑顔はシーズンの最後にとっておく。