なんちゃって村田のジャイアンツ blog

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イースタン・リーグ公式戦  西武―巨人17回戦(西武10勝6敗1分、13時00分、市営浦和)

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巨人

1 0 1 2 0 1 0 5 1 11
西武 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
[勝]佐藤16試合3勝11敗
[S]ミゲル21試合2勝2敗8S
[負]田原啓5試合1勝1敗
[本]木村8号ソロ(土田)=8回、山川9号ソロ(土田)=8回
 
相手チームスタメン・投手リレー 
1番:金子侑(遊)、2番:セラテリ(一)、3番:木村(中)、4番:山川(三)、5番:岡田(捕)、6番:米野(指)、7番:森本(左)、8番:駒月(右)、9番:水口(二)
P:佐藤(6回)→岩尾(1回2/3)→宮田(2/3回)→ミゲル・メヒア(1回)
 
イースタン・リーグの公式戦、西武-巨人17回戦が5日、市営浦和球場で行われ、巨人は相手を上回る7安打を打ち、終始押し気味に試合を進めながらも、決め手を欠き、1-4で敗れました。優勝へのマジックは「6」のまま。


 最初にチャンスをつかんだのは巨人でした。二回、相手先発の佐藤投手を攻め、一死からセペダ選手、辻選手が連続ヒット、二死後に四球で満塁としましたが、後続が凡退し、無得点に終わりました。


 すると、押されていた西武が三回に先取点を奪います。得意のカーブの制球がいま一つだった田原啓投手は2つの四球とヒットで一死満塁のピンチを招いてしまいました。次打者の打球は遊撃・辻選手が好捕しましたが、送球した三塁手との息が合わず、内野安打となり、西武に1点が入りました。ここで田原啓投手から江柄子投手へ交代し、二死を取りましたが、死球で2点目が入りました。しかし、江柄子投手は続く2回を完ぺきに抑え、試合を作りました。


 巨人は四回には中井選手、五回には坂口選手がそれぞれ先頭打者でヒットを放ちますが、いずれも一死後に内野ゴロ併殺を喫してしまいました。初回の併殺と合わせ、六回までに3併殺と、もどかしい展開でした。


 巨人の反撃は六回でした。一死一塁から橋本選手のヒット、中井選手の四球で満塁とすると、指名打者・セペダ選手の代打、井端選手が左足に死球を受けて、押し出しで1点を返しました。井端選手はこの死球の痛みのため、代走を送られました。二死後の坂口選手の打席は、執念を感じさせました。満塁のフルカウントから、6球連続ファウルで粘ったのです。最後はライトフライに倒れましたが、13球を投げさせた気迫の打席でした。


 巨人は矢貫、久保の両投手をつないで、西武の攻撃を封じました。西武の安打は七回を終わって、三回の2安打のみでした。


 巨人は八回に先頭の寺内選手が二塁打を放って、同点のチャンスを作りました。四球、暴投もあり、二死一、三塁まで攻めましたが、あと1本が出ませんでした。逆に八回から登板した土田投手が二死後に、木村、山川両選手に連続本塁打を喫し、とどめを刺されてしまいました。


 巨人は最終的には4つの併殺を喫してしまいましたが、江藤コーチは「結果は確かによくなかった。ただ、怖がって消極的になってはいけないので、あまり責めたくはない」と選手たちをかばっていました。