なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

イースタン・リーグ公式戦  日本ハム―巨人14回戦(巨人9勝4敗1分、13時00分、鎌ケ谷)

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巨人 0 0 0 0 2 0 0 3 0 5
日本ハム 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
[勝]大竹11試合2勝3敗
[負]高梨15試合8勝4敗

相手チームスタメン・投手リレー 
1番:宇佐美(左)、2番:松本(指)、3番:浅間(中)、4番:谷口(右)、5番:大嶋(一)、6番:高浜(三)、7番:太田(遊)、8番:森本(二)、9番:石川亮(捕)
P:高梨(5回)→瀬川(1回)→藤岡(1回)→ライブリー(1回)→立田(1回)

 イースタン・リーグの公式戦、日本ハム-巨人14回戦が7日、鎌ヶ谷スタジアムで行われ、巨人が五回に集中打と好走塁で逆転、投げては大竹投手が気迫のこもった投球を見せ、5-1で快勝しました。

 先発の大竹投手は立ち上がりは制球がいまひとつで、一回に安打と四球で二死一、二塁のピンチを迎えました。しかし、次打者の強烈なライナーを右すねに直撃されながらも、素早い打球の処理でアウトを取り、無失点でしのぎました。しかし、三回には先頭打者にヒットを打たれ、バントと安打で三塁に進んだ走者を犠牲フライで還され、先制点を奪われてしまいました。

 巨人打線は相手先発で今季8勝を挙げている高梨投手から、一、二、四回に得点圏に走者を送りましたが、あと1本が出ず、まずい走塁もあって、得点を奪えませんでした。

 しかし、五回、一死後に隠善選手、大田選手が連続ヒット、和田選手が四球を選んで作った満塁のチャンスに岡本選手がセンター前に抜けるヒットを放ち、同点に追い付きました。次打者の中井選手の当たりは一塁後方のファウルゾーンへ。一塁手二塁手が追いかけ、風に流された打球を捕球したのは、背走した二塁手でした。その瞬間、三塁走者、大田選手はタッチアップ、見事に本塁を陥れ、勝ち越し点を奪いました。大田選手は「走塁は思い切りが大事。背走した二塁手が取ると分かった瞬間、本塁を取ると決めました。反対方向に勢いが付いているから、すぐには送球できないですからね」と会心の笑顔で振り返っていました。

 大竹投手は四~六回の3イニングは四球の走者1人を出したのみ。9つのアウトのうち、7つを内野ゴロで取りました。木村コーチは「尻上がりによくなった。変化球、特にカーブが有効だった。低めによく制球されていて、いい出来だった」と評価しました。

 巨人は八回に4番手の速球派、ライブリー投手を攻め、四球を挟んでの4連打で3点を追加し、試合を決めました。2点二塁打となった藤村選手の左越えのヒットは球に逆らわず流し打っての大飛球でした。

 大竹投手を救援した久保、香月、矢貫の3投手もすきのない投球で、巨人の完勝となりました。