読売ジャイアンツの歴代ストッパー「條辺剛」のプロフィール
1999年のドラフト会議で読売ジャイアンツ(巨人)から5位指名を受け、入団。150km/h近いストレートが持ち味であったものの、投手としては2年間1軍での登板がなければ野手転向となる条件付きであった。2000年の最終戦であったヤクルト戦で一軍初登板初先発。ドラフト制以降、巨人の高卒ルーキーの先発デビューは34年ぶりだった。2001年はオープン戦で好投し、1987年の桑田真澄以来となる10代投手での開幕一軍入りを果たし、中継ぎ要員として一軍に帯同。岡島秀樹に代わり抑えを務めることもあった。4月3日のヤクルト戦では、6回から登板して4回を無失点に抑え初セーブを記録。巨人の10代投手のセーブは球団史上初。最終的に7勝6セーブを挙げた。順風満帆と言えるシーズンであったが、この年の夏頃から肩を痛めていた。
2002年は球速が落ち気味で、フォークに頼る投球スタイルとなったが、中継ぎとしてチームの日本一に貢献。
「通算成績」
①初試合
2000年9月29日、対ヤクルトスワローズ27回戦
②登板数
111
③勝敗数
9勝13敗6セーブ
④勝率
.409
⑤防御率
4.58