なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

イースタン・リーグ公式戦  楽天―巨人10回戦(楽天5勝4敗1分、13時01分、会津若松)

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巨人 0 0 0 0 2 0 0 2 0 0 4
楽天 1 0 0 1 1 1 0 0 0 5

 

[勝]ハウザー21試合1勝1S
[負]土田27試合2勝3敗4S
[本]ウィーラー6号ソロ(小山)=4回、和田6号2ラン(入野)=8回

 

相手チームスタメン・投手リレー 

1番:八百板(右)、2番:北川(左)、3番:榎本(中)、4番:片山(一)、5番:ウィーラー(指)、6番:岩崎(二)、7番:内田(三)、8番:セゴビア(捕)、9番:柿澤(遊)
P:濱矢(5回2/3)→相原(1/3回)→横山(1回)→大塚(2/3回)→入野(1回1/3)→ハウザー(1回)

 

【イチオシ上昇株】田口、1軍で長いイニングを

 

いつもの笑顔はなかった。6月30日のイースタン日本ハム戦(G球場)。田口は5回まで1人の走者も出さない完全投球を見せていた。しかし2点リードの6回、3四球と2安打で3失点して降板した。「今日は最後まで投げ切らないと。信頼される投手にはなれないです」。チームを勝利に導けず、唇をかんだ。

 だがこの試合、直球は主に140キロ前後を計時。1軍でプロ初勝利を挙げた4月中旬は、135キロ前後だった。状態が上がってきたように見えるが「数字よりキレ。もっと『キレのあるストレート』を投げられるようにしたい」と貪欲にレベルアップを目指している。

 今季は1軍で2勝。だが5登板中、6回以上を投げたのは1度だけだ。「たまたま2度勝てただけです。実力で勝てたと言えるようになれたら」。前回は救援陣に頼りきりだった。だからこそ、疲れのたまってくる夏場、「もう一度1軍で、今度は少しでも長いイニングを」という思いは強い。

 1軍の試合は、ほぼ毎日寮のテレビで観戦する。「例えば、同じ左の杉内さんの投球を見ていて、『自分だったらここは、こうやって攻めるな』と思って見ていても、杉内さんは違うボールで抑える。毎日勉強になります」。練習が終われば、夜は「頭の練習」。1軍の駆け引きを日々学んでいる。

 開幕前に「2軍で10勝、1軍で1勝」だった目標は「1軍で5勝以上」に上方修正した。「1軍は行きたい場所ではなく、勝ちたい場所。チームが勝ちたい時、勝てる投手になりたい」。2年目左腕は、次のチャンスを待ち続ける。