プロ野球 2015 巨人×DeNA 11回戦 〜横浜〜
長野&阿部弾!チーム6戦連発でG打線怖さ戻った
左手一本とは思えない飛距離だった。長野が岩田の低めのスライダーに食らいつくと、打球はピンポン球のように飛んでいった。「前でさばくことができました。早いイニングに追いつくことができて良かった」。1点を追う4回2死、一時同点となる8号ソロが左翼席中段に飛び込んだ。点を取られてもすぐに本塁打で取り返す。試合に敗れはしたが、巨人打線に本来の怖さが戻ってきた。
3点ビハインドの最終回もただでは終わらない。9回先頭の阿部が呉昇桓のストレートをたたくと打球は右翼席へ一直線。7号ソロは低い弾道のまま中段に消えた。5月26日以来のマルチ安打とする一打を放ち、これで5戦3発。「勝ちにつながる一本が打ちたいな」と笑顔はなかったが、特大のアーチで阪神の守護神を打ち砕いた。
6月下旬、原監督は打線について「ホームランが試合数の半分くらいだろ。半分ってことは1試合に1本出てないということだから。そんなプロ野球のチームはないよ」と嘆いていた。その時点では71試合でチーム本塁打は39本。お家芸の一発攻勢ができなかった。
それがどうだ。今月は5日の中日戦(ナゴヤD)からこの日まで2、1、2、1、2、2と6戦連続で一発が飛び出している。83試合でチーム本塁打は53本。数字は雄弁だ。
原監督は試合後、「(打線は上積みを見せている?)もちろん。結果は敗戦という形で悔しいが、また、あした切り替えていくことに変わりはない」。チームトップ8本塁打の長野は「(菅野)智之が頑張っていたのに、点を取れなくて申し訳なかった。また、あした頑張ります」と言い切った。前半戦残り3試合。強力打線で相手投手を震え上がらせる。
3点ビハインドの最終回もただでは終わらない。9回先頭の阿部が呉昇桓のストレートをたたくと打球は右翼席へ一直線。7号ソロは低い弾道のまま中段に消えた。5月26日以来のマルチ安打とする一打を放ち、これで5戦3発。「勝ちにつながる一本が打ちたいな」と笑顔はなかったが、特大のアーチで阪神の守護神を打ち砕いた。
6月下旬、原監督は打線について「ホームランが試合数の半分くらいだろ。半分ってことは1試合に1本出てないということだから。そんなプロ野球のチームはないよ」と嘆いていた。その時点では71試合でチーム本塁打は39本。お家芸の一発攻勢ができなかった。
それがどうだ。今月は5日の中日戦(ナゴヤD)からこの日まで2、1、2、1、2、2と6戦連続で一発が飛び出している。83試合でチーム本塁打は53本。数字は雄弁だ。
原監督は試合後、「(打線は上積みを見せている?)もちろん。結果は敗戦という形で悔しいが、また、あした切り替えていくことに変わりはない」。チームトップ8本塁打の長野は「(菅野)智之が頑張っていたのに、点を取れなくて申し訳なかった。また、あした頑張ります」と言い切った。前半戦残り3試合。強力打線で相手投手を震え上がらせる。