なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

イースタン・リーグ公式戦  ロッテ―巨人12回戦(ロッテ7勝4敗2分、12時59分、ロッテ浦和)

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巨人 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
ロッテ 1 0 1 5 1 0 0 0 × 8

 

[勝]久保(1勝1敗3S)
[S]土田(2勝4敗8S)
[負]伊藤(2勝1敗1S)
[本]巨:中井2号ソロ(6回・二木)
 
相手チームスタメン・投手リレー 
1番:荻野(中)、2番:三木(遊)、3番:加藤(右)、4番:青松(指)、5番:ハフマン(左)、6番:井上(一)、7番:香月一(三)、8番:川本(捕)、9番:大嶺翔(二)
P:二木(6回)→服部(1回)→伊藤(1回)→松永(1回)
 
イースタン・リーグの公式戦、ロッテ-巨人13回戦が29日、船橋市民球場で行われ、巨人は3-1で逆転勝ちしました。巨人は連敗を「4」で止めました。1回に先制された巨人はなかなか得点できず、苦しい展開でしたが、試合後半に本塁打などの長打攻勢で3点を奪い、救援陣も奮起しての勝利でした。


 巨人の先発左腕、田原啓投手は、1回に先頭打者にいきなり死球を与えてしまいましたた。送りバントで走者が進んで、二死後に4番・青松選手に一塁戦を抜けるヒットを許して1点を失いました。しかし、その後は三回に四球を1個与えただけで、無安打でしのぎ、六回の先頭打者に四球を与えたところで、江柄子にマウンドを譲りました。田原啓投手は「自分でも満足できる投球。特にカーブが有効だった。直球は走っていなかったけど、打者にカーブを意識させることで直球も生きた。シュート、チェンジアップなど自分の持ち球全部を使い全力で投げました」と試合後に話した田原啓投手でしたが、「一回に足の速い先頭打者を簡単に出したのがいけない。あの回だけリズムを乱した」と反省も忘れませんでした。六回は救援の江柄子投手がダブルプレーで無失点に抑えました。


 巨人打線は多彩な球種でストライクを先行させてくる相手先発、二木投手にてこずりました、走者は出すものの、得点できないもどかしい展開でしたが、六回の先頭打者、中井選手が左翼に本塁打を放ち、同点に追い付きました。


 巨人は3人目の久保投手が七回に登板し、2三振を奪い、3人できっちり抑えたことで、流れを大きく引き寄せました。そして八回、ロッテ3番手の伊藤投手から、橋本選手がコンパクトなスイングでクリーンヒットを飛ばすと、二死後、前日に本塁打を放った大田選手が力強い打撃で左中間を破る二塁打。二、三塁の場面で、途中から出場の坂口選手が右中間を抜く二塁打で2走者を返し、これが決勝点となりました。坂口選手は「思い切り、振ったら、いい所に飛んでいった。たまたまですよ」と謙遜していましたが、やはり途中出場の前日も2安打で、好調さについて聞くと、「いい感じでバットが振れていることは事実」と満足げでした。


 その裏、4番手の戸根投手はいつもの安定感がなく、2安打と四球で二死満塁のピンチを招きましたが、気迫の投球で次打者を内野フライに抑えました。九回は土田投手が登板、3者三振の完ぺきな投球で、試合を締めくくりました。