プロ野球 2015 巨人×中日 16回戦 ~東京ドーム〜
村田、火事場のV弾!新助っ人で危機感、意地の6号3ラン
火事場のバカ力だった。村田は歯茎が飛び出るほど力を込めて振り抜いた。「野球人生の中でも一番打てない。最大の壁だったけど久しぶりに僕らしく柔らかい(滞空時間の長い)一発」。同点の8回2死一、二塁から左翼席中段に決勝の6号3ラン。意地だった。
7月30日までの5戦でフル出場は1度。試合終盤に代打、守備固めを送られるのがお決まりになっていた。さらにこの日はプロ13年目で初の一塁でのスタメン。極度の打撃不振に、15日のDeNA戦(横浜)でのサヨナラ失策など、名手には珍しい守備のミスもあり、新たなポジションで発奮を促された。この日は休養した阿部が、本来は正一塁手。打たなければ後がない中、「新鮮で攻撃も守りも緊張感があった」と奮い立ち、V弾に初回の左犠飛など2安打4打点。5番を打つカステヤーノスが2安打1打点し「前で2本、ポンポン打っていたので刺激になった」と負けじと打った。
一発、打点をマークするのは7月13日のDeNA戦(横浜)以来。「スコアボードのホームランが『5』、打点が『13』って。あり得ない」と変わらない数字を求めるあまり、自然とフォームが小さくなった。先日行ったラーメン屋では、ラーメン大盛り2杯にチャーハン、10個のギョーザを注文。気分転換に普段の倍の量を腹に流し込んでも、頭の中は打撃のことばかり。「もう、アウトになりたくねえ」
そんな時、知人からLINEで届いた写真にハッとした。高校3年の夏、日本代表の練習での一枚で杉内、ソフトバンク・松坂、ヤクルト・新垣と笑顔で納まっていた。「ピッチャーだったから頬もこけて20キロは痩せていた。この時は何も考えずに思い切り野球をやっていた。とにかく強く、遠くに飛ばすことを考える」と原点回帰。先輩思いのDeNA・筒香がツバにメッセージを書いてくれた帽子も力をくれた。
原監督は「いつでも4打点くらい打ってくれないかと思っている」。お立ち台で観戦に訪れていたちびっ子たちへのメッセージを問われた村田は、「僕も壁に真っ正面からぶつかっている。越えられない壁はない」。その言葉には説得力があった。
7月30日までの5戦でフル出場は1度。試合終盤に代打、守備固めを送られるのがお決まりになっていた。さらにこの日はプロ13年目で初の一塁でのスタメン。極度の打撃不振に、15日のDeNA戦(横浜)でのサヨナラ失策など、名手には珍しい守備のミスもあり、新たなポジションで発奮を促された。この日は休養した阿部が、本来は正一塁手。打たなければ後がない中、「新鮮で攻撃も守りも緊張感があった」と奮い立ち、V弾に初回の左犠飛など2安打4打点。5番を打つカステヤーノスが2安打1打点し「前で2本、ポンポン打っていたので刺激になった」と負けじと打った。
一発、打点をマークするのは7月13日のDeNA戦(横浜)以来。「スコアボードのホームランが『5』、打点が『13』って。あり得ない」と変わらない数字を求めるあまり、自然とフォームが小さくなった。先日行ったラーメン屋では、ラーメン大盛り2杯にチャーハン、10個のギョーザを注文。気分転換に普段の倍の量を腹に流し込んでも、頭の中は打撃のことばかり。「もう、アウトになりたくねえ」
そんな時、知人からLINEで届いた写真にハッとした。高校3年の夏、日本代表の練習での一枚で杉内、ソフトバンク・松坂、ヤクルト・新垣と笑顔で納まっていた。「ピッチャーだったから頬もこけて20キロは痩せていた。この時は何も考えずに思い切り野球をやっていた。とにかく強く、遠くに飛ばすことを考える」と原点回帰。先輩思いのDeNA・筒香がツバにメッセージを書いてくれた帽子も力をくれた。
原監督は「いつでも4打点くらい打ってくれないかと思っている」。お立ち台で観戦に訪れていたちびっ子たちへのメッセージを問われた村田は、「僕も壁に真っ正面からぶつかっている。越えられない壁はない」。その言葉には説得力があった。
今日の先発は高木勇人が8勝目をかけ、ルナ&平田&和田ら強力中日打線に挑みます!
昨日は新外国人カステヤーノスの活躍と村田の豪快な6号スリーランホームランで大野を打ち崩しましたので、そのまま勢いを維持してもらい高木勇人の好投を期待して5連勝しちゃいましょう(^o^)/