なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

イースタン・リーグ公式戦  日本ハム―巨人16回戦(巨人10勝5敗1分、13時00分、鎌ケ谷)

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巨人 0 0 0 0 0 1 0 1 2 4
日本ハム 0 0 0 0 0 2 0 0 1 3
[勝]香月22試合2勝1敗5S
[S]土田39試合2勝4敗12S
[負]金平25試合3勝2敗1S
[本]浅間6号2ラン(平良)=6回

相手チームスタメン・投手リレー 
1番:松本(指)、2番:浅間(右)、3番:佐藤賢(一)、4番:谷口(左)、5番:高浜(三)、6番:渡辺(遊)、7番:太田(二)、8番:岸里(中)、9番:清水(捕)
P:上沢(5回)→木佐貫(1回)→瀬川(1回0/3)→大塚(1回)→金平(1回)

 イースタン・リーグの公式戦、日本ハム-巨人16回戦が8日、鎌ヶ谷スタジアムで行われ、巨人が競り合いを1点差で制して勝ち、3連戦を2勝1敗で勝ち越しました。

 巨人・平良投手、日本ハム・上沢投手の先発で始まった試合は投手戦となりました。両投手ともに低めに球を集めて、コーナーを突く投球で、五回終了時点で巨人は1安打のみ、日本ハムは四球と失策の走者2人が出ただけでノーヒットでした。両投手の低めの球をひっかけ、両軍ともに内野ゴロの山を築く展開でした。

 試合が動いたのは六回表。巨人の先頭打者、横川選手がライト前にクリーンヒットし、鬼屋敷選手がバントで二塁に送りました。この後、藤村選手の投手ゴロが内野安打となり、一、三塁。隠善選手が鋭いスイングでライト前にヒットを放ち、横川選手を迎え入れました。しかし、その後の二死満塁のチャンスはものにできませんでした。

 日本ハムはすぐに反撃しました。その裏、初安打のランナーを二塁に置いて、浅間選手が少し高めに入った平良投手の投球をレフトに運ぶ本塁打を放ちました。浅間選手の前日に続く本塁打で、日本ハムが逆転しました。平良投手はこの回を終えて降板しましたが、木村コーチは「惜しかったね。味方が点を取ったことで、投球が守りに入った感じだった。それまでは低めをうまく使って自分のペースで投げていたのに」と分析し、「でも、内容は良かった。先発として役目を果たした」と合格点を与えました。

 巨人は七回に一死一、二塁のチャンスを作り、代打に坂口選手を送りました。初球を狙った坂口選手の打球は強烈でしたが、三塁手の正面のライナーとなり、ダブルプレーで得点はなりませんでした。しかし、八回、先頭の藤村選手が四球で出塁、投手暴投で二塁に進むと、隠善選手がコンパクトな振りながら、ライトの頭を越す二塁打を放ち、同点としました。

 巨人はさらに九回、先頭の中井選手がレフト前にヒット、日本ハム・金平投手のけん制が悪投となり、中井選手は一気に三塁へ。ここで辻選手がレフト線ぎりぎりに落とすタイムリーを放ち、勝ち越しの3点目を挙げました。さらに途中から捕手で入った河野選手が思い切りのいい打撃で、ライトオーバーの二塁打、さらに1点を追加しました。

 巨人は勝ち試合の必勝リレーで九回は土田投手を投入しました。いつものキレがなかった土田投手は一死から長短打を浴びて1点差に迫られましたが、続く2打者を三振に取り、巨人が逃げ切りました。

 後半に打線が活躍した試合でしたが、江藤コーチは「前半は相手投手のペースにはまって打つべきストライクを見逃し、難しい球を打っていた。後半は好球は早いカウントから打ちにいって、うまくいった。積極性が必要だね」と話していました。