なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

プロ野球 2015 巨人×中日 19回戦 ~名古屋ドーム〜

巨人中日
(中) 立岡 (中) 大島
(三) 吉川 (二) 亀澤
(遊) 坂本 (一) ルナ
(右) 長野 (右) 平田
(左) 亀井 (左) 和田
(一) 村田 (三) エルナンデス
(ニ) 片岡 (遊) 遠藤
(捕) 小林 (捕) 杉山
(投) 高木勇人 (投) 濱田
 
高木勇が序盤好投も打線が援護できず…中日に完封負け
 
 ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの19回戦。巨人先発の高木勇は直球中心の攻めで中日打線を五回まで無失点に抑え、8つの三振を奪う好投を見せる。一方の打線は序盤から走者を出すものの、中日の濱田達から得点を奪うことができない。六回には、一死満塁のチャンスを作るも、あと一本が出ず高木勇を援護できなかった。六回裏に高木勇が中日打線につかまって3点を失うと、打線が反撃できずにそのまま試合終了。中日との対戦成績は10勝8敗1分となった。

 巨人打線は初回、先頭の立岡がヒットを放ったが、直後に盗塁を失敗してしまう。三回には、先頭の片岡のヒットと犠打、立岡の2本目のヒットで二死一、三塁と中日先発の濱田達から先制のチャンスを作る。しかし、続く吉川が打ち取られてしまい、得点できなかった。四、五回にも、四球で出たランナーを二塁まで進めたがこの好機を生かせなった。チャンスであと1本が出ず、濱田達をとらえることができない。

 巨人先発の高木勇は、初回の二死二塁のピンチをしのぐと、二回から三回にかけて4者連続三振を奪うなど好投。三回まで1安打に抑える上々の立ち上がりを見せる。四回は、先頭打者にセーフティバントを決められたが、後続を断って得点を許さなかった。高木勇は、五回までに8三振を奪って無失点の好投を見せる。試合は五回まで両チーム無得点で進む。

 六回、巨人打線は制球を乱した濱田達を攻め、3つの四球で一死満塁と絶好のチャンスを迎える。ここで原監督は、村田に代えて阿部を代打に送り勝負に出る。阿部は中日の2番手・山井の初球を打つが、これが痛恨の二塁併殺打になってしまう。この回も高木勇を援護することができなかった。
 
 するとその裏、ここまで快投を見せていた高木勇がつかまる。ヒットと四球などで一死一、二塁とされると、平田にタイムリーを打たれて先制を許してしまう。さらに続く和田にはタイムリー二塁打エルナンデスにはセーフティスクイズを決められてこの回3失点。高木勇は序盤の好投が報われず、この回でマウンドを降りた。

 高木勇の後を受けたリリーフ陣は、素晴らしい投球を見せた。七回の土田は、中日打線から3者連続三振を奪い、八回の高木京も2奪三振で三者凡退。リズムを作って味方の反撃を待った。

 しかし、打線は中日リリーフ陣から1人の走者も出すことができず、そのまま試合終了。序盤のチャンスを生かせず、3安打完封負けとなってしまった。