なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

プロ野球 2015 巨人×中日 20回戦 ~名古屋ドーム〜

巨人中日
(中) 立岡 (中) 大島
(三) 吉川 (二) 亀澤
(遊) 坂本 (一) ルナ
(一) 阿部 (右) 平田
(左) 高橋由 (左) 和田
(右) 亀井 (三) エルナンデス
(二) 片岡 (遊) 遠藤
(捕) 小林 (捕) 杉山
(投) 大竹 (投) 若松
 
9回土壇場、ボーンヘッドで2連敗 阿部2日連続最終バッター
 
 原巨人は、9回土壇場のチャンスを逃し2連敗。中日3連戦を1勝2敗と負け越し、貯金がわずか「1」となった。

 6月11日の日本ハム戦(札幌D)以来の先発となった大竹は、5回5安打1失点。同点の場面でマウンドを後続に託すも、2番手・宮国が1死も奪えず2失点してしまった。

 2―3で迎えた9回無死二、三塁。絶好の同点のチャンスをボーンヘッドで逃した。橋本が打球を一塁内野に打ち損じると、これを捕球した森野が捕手へ送球。三塁走者・鈴木が本三塁間に挟まれタッチアウト。ここで三塁手前まで達していた二塁走者・立岡が、なぜか二塁へ帰塁しようとし、こちらも挟殺された。

 その間に橋本は二塁へ進塁。続く坂本が四球を選び、2死一、二塁と再び同点のチャンス。

 しかし阿部が、中日5番手・田島の真ん中への4球目を引っ掛け、投ゴロに倒れた。
 
大竹5回1失点の力投も・・・中日に連敗
 
初回、中日先発・若松に対して三者凡退に倒れ無得点に終わる。その裏、巨人先発の大竹は自身の悪送球で走者を出すものの、3人で攻撃を終わらせ、順調な立ち上がりを見せる。

 打線は二回、先頭から阿部の安打、高橋由の四球、亀井の安打で無死満塁とする。続く片岡の打球は投手の脇をかすめる中堅前へのタイムリーに。阿部が生還し先制に成功する。

 大竹は二回、三回を共に三人で攻撃を終わらせたが、四回、先頭・大島の安打をきっかけに二死三塁となると、平田のタイムリーで同点とされる。五回も内野安打と四球で二死一、二塁とピンチを作るが、ここは亀澤を投ゴロに打ち取り、同点のまま援護を待つ。

 六回、一死から亀井、小林の四球で二死一、二塁と勝ち越しのチャンスを作る。ここで大竹に代打・長野が告げられる。しかし、内野フライに倒れて勝ち越すことはできなかった。

 その裏、2番手の宮國が先頭からルナ、平田に連続二塁打を浴びて勝ち越される。3番手の土田も一死満塁とピンチを広げ、代打・森野に犠牲フライを打たれ1対3。

 七回、中日2番手の浅尾から先頭・立岡が中堅にヒットを放つ。続く吉川の代打・橋本の鋭い打球は浅尾のグラブの中に直接収まり、一塁に転送されて併殺となり反撃のムードがしぼみかける。しかし、坂本が四球で出塁すると、ここで投手は3番手の岡田に交代。坂本の盗塁で二死二塁とすると、阿部の大飛球は右翼フェンス最上部を直撃するタイムリーとなって1点差に迫る。

 七回は山口、八回はマシソンの継投で勝利への執念を見せる。すると九回、先頭の井端が安打で出塁し、鈴木尚が代走に起用される。続く立岡の打球は、右中間への二塁打となり、無死二、三塁と一打逆転の大チャンスに。

 続く橋本の打球は一塁手正面に飛ぶ。三塁走者・鈴木尚は三、本間に挟まれタッチアウト。三塁まで進んだ立岡も二塁に戻りかけてタッチアウト。橋本がその間に二塁まで進み、続く坂本が四球で出塁して二死一、二塁としたものの、阿部は投ゴロに倒れて万事休す。好機を判断ミスでつぶし、勢いを取り戻せないまま試合終了となった。

 大竹に5月13日以来の白星を付けることはできず、チームは2連敗で2カードぶりの負け越し、中日戦では3カードぶりの負け越しとなった。