なんちゃって村田のジャイアンツ blog

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イースタン・リーグ公式戦  【9月26日】巨人―日本ハム18回戦(巨人11勝6敗1分、13時01分、ジャイアンツ)

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日本ハム

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巨人 1 0 0 0 0 0 0 1 × 2
[勝]今村18試合8勝4敗
[S]土田48試合2勝4敗13S
[負]高梨21試合11勝6敗
 
相手チームスタメン・投手リレー 
1番:松本(右)、2番:渡辺(遊)、3番:矢野(指)、4番:鵜久森(一)、5番:石川慎(中)、6番:高浜(三)、7番:宇佐美(左)、8番:森本(二)、9番:清水(捕)
P:高梨(7回)→森内(1/3回)→大塚(2/3回)
 
イースタン・リーグの今季最終戦で巨人は日本ハムを破り、有終の美を飾りました。22日の横浜DeNA戦でリーグ優勝を決めていた巨人は26日、ジャイアンツ球場で行われた公式戦、巨人-日本ハム18回戦を2-0で快勝しました。今村投手が先発し6人のリレーで相手打線を完封、最終成績は59勝48敗9分けとなりました。この試合で巨人は27選手が出場、9回での試合で最多選手起用のリーグ記録を作りました。巨人は10月3日に宮崎で行われるファーム日本選手権で、ウエスタン・リーグ覇者のソフトバンクと日本一をかけて戦います。


 巨人は一回、制球に苦しむ日本ハム先発、高梨投手を攻め、一死から松本哲選手が四球を選ぶと、中井選手がライト前にヒットを放って一、三塁としました。ここで村田選手の5球目がワンバウンドの暴投となり松本哲選手が先制のホームを踏みました。


 一方、巨人先発の左腕、今村投手は立ち上がりから好調で、一回は内野ゴロ、三振、外野フライで三者凡退の内容。直球に多彩な変化球を交えながら攻める姿勢がはっきり出た小気味いいピッチングでした。二回には二死からレフト前にヒットを打たれましたが、後続を切って取り、無失点。四回に一死から四球の走者を出した以外は六回まで出した走者は2人だけで、二塁を踏ませないほぼ完ぺきな内容でマウンドを降りました。今村投手は「今日よかったのは、直球でした。直球を中心に気持ちよく投げられました。満足のいくマウンドでした」と投球を振り返りました。


 日本ハム・高梨投手も二回以降は立ち直り、巨人も追加点を挙げることができませんでした。巨人は七回に平良投手が登板、三者凡退に抑えると、八回には久保、青木、笠原の3投手が1人ずつ投げて三者凡退に打ち取りました。


 そして八回裏、巨人はこの回から登板した森内投手から、いずれも代打で出た北之園選手、長江選手が連続ヒットで無死一、三塁とし、さらに一死後に横川選手が敬遠の四球で満塁となり、代わった大塚投手から和田選手が三遊間を抜くヒットを放ち、2点目を挙げました。


 最終回は巨人の抑えとしてシーズンを通して活躍した土田投手が登板しました。最近はやや不満足な投球も目立っていましたが、先頭打者を不運な内野安打で出したものの、次打者を三振、最後は投手ゴロでダブルプレーを完成させ、今季13個目のセーブポイントを挙げて、試合を締めくくりました。


 最終戦は一見、地味な試合でしたが、ファーム選手権に向け守りの堅さを示した内容のあるものでした。