プロ野球 2015 巨人×広島 25回戦 -東京ドーム-
寺内がプロ初のサヨナラ打!マジック点灯を阻止
東京ドームで行われた阪神タイガースとの24回戦。初回、巨人は片岡の10号ソロホームランで先制するが、先発のポレダが三回に同点に追いつかれる。巨人は七回に代打・高橋由のタイムリーヒットで1点を勝ち越すが、九回に澤村が捕まり土壇場で同点とされる。しかしその裏、一死二塁から寺内がプロ初のサヨナラヒットを放ち、3対2で劇的な勝利をもぎ取った。首位とのゲーム差は「2」で変わらず、ヤクルトのマジック点灯を阻止した。
初回、巨人は一死から片岡がフルスイングした打球は左中間スタンドへ。5年ぶりの二けた本塁打となる10号ソロホームランで、巨人が前日に続き先手を取った。二回もメッセンジャーを攻め立て、二死二、三塁のチャンスを作ったが、後続が倒れた。
巨人の先発は阪神戦に好相性のポレダ。しかし三回、簡単に二死を取った後、二塁打と三盗などで一、三塁のピンチを背負う。ここで福留にタイムリーヒットを許し、1対1の同点とされる。
四回もポレダは二死二、三塁のピンチを迎えたが、ここは鳥谷を空振り三振。その後は立ち直り五回、六回を三者凡退に抑えた。一方、巨人打線も復調したメッセンジャーに苦戦を強いられ、中盤は両チーム無得点となった。
七回裏、何とかポレダを援護したい巨人は原監督が動く。まず先頭の岡本に代えて亀井を送る。亀井は期待に応える二塁打を放ち、加藤が送りバントを決めて一死三塁。ここで7回1失点と好投したポレダに代打・高橋由を起用。高橋由は前進守備の一、二塁間をしぶとく破るタイムリーヒットを放ち、巨人が1点を勝ち越す。この回、代打策が見事に成功し、終盤に巨人が2対1とリードする。
八回からはリリーフ陣が登板。2番手のマシソンは阪神打線のクリーンナップを三者凡退に抑える好投でバトンをつなぎ、1点リードで迎えた九回、守護神の澤村がマウンドへ。しかし先頭の今成に二塁打を許すと、送りバントを決められ一死三塁とされる。ここで代打の関本にタイムリーヒットを浴び、土壇場で試合を振り出しに戻される。
九回裏、巨人は阪神守護神・呉昇桓から先頭の亀井が2打席連続のヒットで出塁。続く加藤は送りバントを決めて、サヨナラのランナーを二塁へ進めた。この場面で打席には代走から途中出場の寺内。寺内は呉昇桓の5球目を叩くと、打球はショートの頭上を越え、左中間に落ちるサヨナラヒットとなった。
巨人は3対2で競り勝ち、本拠地で阪神に連勝。負ければ首位ヤクルトにマジック「6」が点灯する崖っぷちの一戦、寺内がプロ9年目で初となるサヨナラ打でチームを救った。
初回、巨人は一死から片岡がフルスイングした打球は左中間スタンドへ。5年ぶりの二けた本塁打となる10号ソロホームランで、巨人が前日に続き先手を取った。二回もメッセンジャーを攻め立て、二死二、三塁のチャンスを作ったが、後続が倒れた。
巨人の先発は阪神戦に好相性のポレダ。しかし三回、簡単に二死を取った後、二塁打と三盗などで一、三塁のピンチを背負う。ここで福留にタイムリーヒットを許し、1対1の同点とされる。
四回もポレダは二死二、三塁のピンチを迎えたが、ここは鳥谷を空振り三振。その後は立ち直り五回、六回を三者凡退に抑えた。一方、巨人打線も復調したメッセンジャーに苦戦を強いられ、中盤は両チーム無得点となった。
七回裏、何とかポレダを援護したい巨人は原監督が動く。まず先頭の岡本に代えて亀井を送る。亀井は期待に応える二塁打を放ち、加藤が送りバントを決めて一死三塁。ここで7回1失点と好投したポレダに代打・高橋由を起用。高橋由は前進守備の一、二塁間をしぶとく破るタイムリーヒットを放ち、巨人が1点を勝ち越す。この回、代打策が見事に成功し、終盤に巨人が2対1とリードする。
八回からはリリーフ陣が登板。2番手のマシソンは阪神打線のクリーンナップを三者凡退に抑える好投でバトンをつなぎ、1点リードで迎えた九回、守護神の澤村がマウンドへ。しかし先頭の今成に二塁打を許すと、送りバントを決められ一死三塁とされる。ここで代打の関本にタイムリーヒットを浴び、土壇場で試合を振り出しに戻される。
九回裏、巨人は阪神守護神・呉昇桓から先頭の亀井が2打席連続のヒットで出塁。続く加藤は送りバントを決めて、サヨナラのランナーを二塁へ進めた。この場面で打席には代走から途中出場の寺内。寺内は呉昇桓の5球目を叩くと、打球はショートの頭上を越え、左中間に落ちるサヨナラヒットとなった。
巨人は3対2で競り勝ち、本拠地で阪神に連勝。負ければ首位ヤクルトにマジック「6」が点灯する崖っぷちの一戦、寺内がプロ9年目で初となるサヨナラ打でチームを救った。