現役時代は東京巨人軍（1947年より読売ジャイアンツ、以下巨人）で活躍し、1942年を最後に応召してアジア大陸に渡り、シベリア抑留を経験。1949年7月20日に帰国。4日後の10:30に東京駅に列車で到着したその足で後楽園球場に行き、そこで行われる巨人対大映戦…

1936年、東京巨人軍に入団。7月1日に行われた初の公式戦2番・二塁手で先発し、途中沢村栄治をリリーフ後にまた二塁手に戻った。5打数2安打を放ったが、投手としては打たれ巨人初の公式戦敗戦投手ともなった。同年7月3日の対大東京軍戦でも、2番・二塁手でフ…

巨人では4番に名を連ね、チームの優勝（公式戦初代覇者）にも貢献するが、1937年のプレーオフ直前に召集されたのを機に人生が暗転する。 1941年に復員してチームに合流するが、選手としてプレーしたのはこの年が最後。２度目の応召を受け、手榴弾の暴発によ…

1936年のリーグ戦開始時から巨人でプレーし、強打・強肩の外野手として活躍。1938年秋季には打率.361、本塁打10、打点38でプロ野球史上初の三冠王となった。1943年に監督兼任。1946年シーズン途中に兼任監督として復帰。翌年は開幕からチームが不調で、29試…

最初のプロ野球リーグ戦が始まった1936年の2試合目（7月3日）に初めて4番打者として先発出場し、3打数2安打2打点で巨人の公式戦初勝利に貢献した。 1936年の各シーズンでは、伊藤は精彩を欠いたが、翌1937年春のシーズンから本来の強打を発揮し始めた。伊藤…