イースタン・リーグ公式戦 】巨人―ヤクルト10回戦(巨人6勝3敗1分、13時00分、掛川)

 

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
ヤクルト	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1
巨人	0	0	0	0	1	0	0	0	×1	2

 

［勝］笠原13試合2勝1敗
［負］石山2試合2敗
［本］原6号ソロ(西村)＝2回、中井1号ソロ(石山)＝9回

 

イースタン・リーグのヤクルト戦が７日、掛川球場で行われ、中井選手の今季１号、そして「人生初」となるサヨナラホームランで２対１で勝ちました。

　試合は先発の西村投手が二回にソロホームランを浴び先制されましたが、五回にこの日２６歳の誕生日を迎えた小林選手のレフト線タイムリー二塁打で同点としました。

　その後、両軍とも得点をあげることができませんでしたが、九回裏に先頭の中井選手が、打った瞬間それと分かる特大のホームランを放ち、ゲームセット。この日５４歳を迎えた岡崎監督の誕生日を、勝利で飾りました。

☆中井選手
「サヨナラホームランは人生初ですね。岡崎監督のお誕生日に勝利に貢献できて良かったです」

 

そんな中、右太もも裏と右脚付け根付近の肉離れのため、２軍調整中の巨人・村田修一内野手（３４）が７日、内海、寺内らを抑え、圧倒的な人気を誇示した。

　Ｇ球場での練習前、スタンドで「こういうときにしかできないから」と約１００人のファンにサイン、写真撮影に応じた。途中、スタンドを通った寺内のもとへ、５０メートルにもなる長蛇の列から数人が流れたが、内海が姿を現した際には誰一人、村田のサイン欲しさに微動だにせず。約２０分間かけて全員へのサインを終えた村田には、ファンから「ありがとうございました。早く復帰して下さい」と大きな歓声が起こった。

　練習ではキャッチボール、ノック、フリー打撃、短距離ダッシュなどのメニューを消化。「今日は８割以上の力で走ることができた」と表情は明るかった。