プロ野球 2015 巨人×阪神 14回戦 〜東京ドーム〜
坂本V弾から今季最多タイ11点 混セ抜け出す2・5差、5連勝
僕らのキャプテン坂本勇人が初回に先制ホームランを打ってくれてやってくれました。0―0の初回2死、6月7日以来の一発となる6号先制ソロ。10日の村田のV弾に刺激されたキャプテンが試合を決めた。今季初の先発全員安打で最多タイの11得点と打線が爆発。先発のマイコラスが6回2失点で5勝目。投打がガッチリとかみ合う、原巨人本来の姿を取り戻した。
村田の魂が乗り移ったようなフルスイングだった。坂本は藤浪の真ん中、150キロの直球を荒々しく振り抜いた。「強気に真っすぐを打ちにいった。久しぶりにいい感触。気持ち良かったです」。初回2死。6月7日のソフトバンク戦(東京D)以来、91打席ぶりの一発となる先制6号ソロはバックスクリーン左へ。前夜の男泣きに触発された放物線は決勝弾となった。
10日の阪神戦後、東京Dのロッカーでテレビにくぎ付けになった。89打席ぶりのアーチとなるV弾を放った村田が、お立ち台で泣いていた。三遊間を組んで4年目。1日の試合後には一緒に食事に出かけたばかりで、胸が熱くなった。「今日は何とかして自分が打ちたかったです」。気合をそのまま白球にぶつけ、5試合ぶりのヒットをホームランで決めた。
相川39歳誕生日打!勝負強い得点圏・467
村田の魂が乗り移ったようなフルスイングだった。坂本は藤浪の真ん中、150キロの直球を荒々しく振り抜いた。「強気に真っすぐを打ちにいった。久しぶりにいい感触。気持ち良かったです」。初回2死。6月7日のソフトバンク戦(東京D)以来、91打席ぶりの一発となる先制6号ソロはバックスクリーン左へ。前夜の男泣きに触発された放物線は決勝弾となった。
10日の阪神戦後、東京Dのロッカーでテレビにくぎ付けになった。89打席ぶりのアーチとなるV弾を放った村田が、お立ち台で泣いていた。三遊間を組んで4年目。1日の試合後には一緒に食事に出かけたばかりで、胸が熱くなった。「今日は何とかして自分が打ちたかったです」。気合をそのまま白球にぶつけ、5試合ぶりのヒットをホームランで決めた。
相川39歳誕生日打!勝負強い得点圏・467
バットを握る相川の両手に、自然と力が入った。1点差に詰められた直後の4回1死一、二塁。藤浪の初球は外角ギリギリに決まり、ストライク。だが、冷静だった。「いい投手。甘い球しか打てないと思っていた。初球はいいところに決められましたが、2球目は甘く入ってきた。1回で仕留められてよかった」。わずかに浮いてきた152キロを強振し、右中間への二塁打で貴重な追加点を奪った。この日が39歳の誕生日。自らのバットで花を添えた。
お立ち台では「(誕生日?)特別なことはないですよ。そんなに喜べる年でもないので…」と照れ笑いを浮かべたが、攻守で輝いたベテランを、G党は大歓声でたたえた。
お立ち台では「(誕生日?)特別なことはないですよ。そんなに喜べる年でもないので…」と照れ笑いを浮かべたが、攻守で輝いたベテランを、G党は大歓声でたたえた。