なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

イースタン・リーグ公式戦  巨人―ロッテ15回戦(ロッテ7勝6敗2分、18時01分、東京ドーム)

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ロッテ 0 0 1 0 0 1 3 0 1 6
巨人 0 1 0 1 0 3 2 0 × 7
[勝]田原啓3試合1勝
[S]土田38試合2勝4敗11S
[負]二木21試合1勝3敗
[本]アンダーソン5号2ラン(二木)=5回
 
相手チームスタメン・投手リレー 
1番:荻野(中)、2番:三木(遊)、3番:加藤(右)、4番:青松(一)、5番:ハフマン(左)、6番:井上(指)、7番:香月一(三)、8番:吉田(捕)、9番:大嶺翔(二)
P:二木(5回)→木村(3回)

 イースタン・リーグの公式戦、巨人-千葉ロッテ15回戦が5日、東京ドームで行われた。投手戦となった試合は巨人がアンダーソン選手の2点本塁打で先制、6人の投手リレーでロッテを完封しました。先発した入団3年目、21歳の育成選手、田原啓吾投手はプロ入り初勝利となりました。巨人は6連勝です。

 田原啓投手は一回、先頭打者を死球で出し、二死後に暴投で二塁に進塁させるピンチを招いたが、4番打者を外野フライに仕留めて得点を許しませんでした。その後は落ち着いたマウンドさばきで、責任投球回数の五回ま2安打2四球と好投しました。直球は140キロを少し超え、持ち味の大きなカーブを交えて、ロッテ打線に狙いを絞らせませんでした。

 ロッテの先発は20歳の2年目、二木(ふたき)投手。直球とチェンジアップ、フォークなど多彩な変化球を投げる二木投手に巨人打線は大苦戦しました。4回までパーフェクトの内容で、大田選手は2三振を喫しました。


 ところが、巨人は五回、一死後に好調の岡本選手がレフト前にヒットを打ち、初の走者となると、次打者、アンダーソン選手が追い込まれながらも、右翼席に本塁打。2点を先制しました。アンダーソン選手は「打ったのはカーブ。三振をしたくなかったので、きちんとボールに当てて、コンパクトに振ることを考えた。結果は最高だった」と振り返りました。


 これで勝利投手の権利を得た田原啓投手は六回も、簡単に2アウトを取りますが、4番打者にヒットを打たれ、前の打席に安打されているハフマン選手を迎えたところで交代。同じ育成選手の田中太投手が、この回を締めました。


 巨人はこの後、矢貫、公文、久保の3投手で八回までを抑え、最後は抑えエースの土田投手。土田投手は3者三振の力投で前日に続く11セーブ目を挙げました。


 初勝利の田原啓投手は、「すごくうれしい。でも3年間は長かったです。ウイニングボールは女手一つで育ててくれた母にプレゼントします」と満面の笑みでした。この日の投球については、「直球と変化球をうまく織り交ぜて、投げられたと思います。間違いなく、プロ入り最高の投球でした」と振り返り、「でも、一回の先頭打者四球はいけない。あれが反省点です」と向上心も忘れませんでした。