イースタン・リーグ公式戦 DeNA―巨人16回戦(巨人11勝4敗1分、18時02分、横須賀)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
巨人 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 |
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[勝]小山14試合5勝5敗
[負]ビロウ5試合1勝1敗
[本]カステヤーノス1号満塁(ビロウ)=2回
[負]ビロウ5試合1勝1敗
[本]カステヤーノス1号満塁(ビロウ)=2回
相手チームスタメン・投手リレー
1番:関根(中)、2番:渡辺雄(左)、3番:荒波(右)、4番:下園(指)、5番:赤堀(一)、6番:柳田(三)、7番:飛雄馬(遊)、8番:黒羽根(捕)、9番:内村(二)
P:ビロウ(6回)→岡島(1回)→加賀(1回)→林(1回)
P:ビロウ(6回)→岡島(1回)→加賀(1回)→林(1回)
イースタン・リーグの公式戦、横浜DeNA-巨人16回戦が12日、横須賀球場で行われ、巨人が二回にカステヤーノスの初本塁打となる満塁ホームランで先制、先発の小山投手が被安打5で完封、5-0で完勝しました。また、この試合には、7月30日の一軍、DeNA戦で右足じん帯を痛めて欠場していた亀井選手が「4番・左翼」で先発出場、チャンスを作るヒットを放ちました。
巨人は一回は3者凡退だったものの、二回にDeNA先発のビロウを攻め、先頭打者で復帰初打席の亀井選手がレフト前にクリーンヒット、岡本選手もセンター前ヒットで続きました。続く中井選手は粘って四球を選び、無死満塁となりました。ここで登場したカステヤーノス選手は、高めに入った初球をフルスイング。打球は左中間スタンドに飛び込みました。「四球の後の初球は狙い目」というセオリー通りのバッティングで、昨日の二軍戦初出場の試合と同様、第一ストライクを狙う積極的な姿勢が光りました。
巨人の先発、小山投手は一回一死でセンターに二塁打を打たれたものの、後続を打ち取り、三回は3者三振に切ってとる力投を見せました。本人が「いつになく直球が走っていたので、まっすぐを中心にして投球を組み立てました」と振り返ったように、強気のピッチングで相手打線を追い込みました。
巨人は三回の無死一、二塁のチャンスは逸したものの、六回には一死後、中井選手が左中間深くに三塁打を放ち、二死後に辻選手の鮮やかなライト前ヒットで生還、5点目を挙げました。亀井選手は2打席目も、アウトになったもののライトへ鋭いライナーを飛ばすなど、打撃に不安は感じさせませんでした。3打席1安打でベンチに退きました。
小山投手はしり上がりに調子を上げ、六、七、八回は3人ずつで抑えました。8回までは散発の3安打を許したのみでした。九回も二死までは簡単に取りましたが、そこから球が高くなり連打を許しました。しかし、最後はレフトへの大きなフライで、試合終了。ちょっとひやっとさせましたが、堂々の完封。被安打5、奪三振7、無四球という立派な内容でした。
木村コーチは「普通なら、七回ぐらいで交代させているが、小山の場合、完投できる能力が一軍に上がるには必要と思って投げさせた」と話し、投球内容については「直球がよく、アグレッシブな攻める投球に終始したことが素晴らしい。球種については直球以外にフォークの出来が良かった。きちんとコントロールされていたので、見逃されても、カウントを稼げた」と高い評価を与えていました。
巨人は一回は3者凡退だったものの、二回にDeNA先発のビロウを攻め、先頭打者で復帰初打席の亀井選手がレフト前にクリーンヒット、岡本選手もセンター前ヒットで続きました。続く中井選手は粘って四球を選び、無死満塁となりました。ここで登場したカステヤーノス選手は、高めに入った初球をフルスイング。打球は左中間スタンドに飛び込みました。「四球の後の初球は狙い目」というセオリー通りのバッティングで、昨日の二軍戦初出場の試合と同様、第一ストライクを狙う積極的な姿勢が光りました。
巨人の先発、小山投手は一回一死でセンターに二塁打を打たれたものの、後続を打ち取り、三回は3者三振に切ってとる力投を見せました。本人が「いつになく直球が走っていたので、まっすぐを中心にして投球を組み立てました」と振り返ったように、強気のピッチングで相手打線を追い込みました。
巨人は三回の無死一、二塁のチャンスは逸したものの、六回には一死後、中井選手が左中間深くに三塁打を放ち、二死後に辻選手の鮮やかなライト前ヒットで生還、5点目を挙げました。亀井選手は2打席目も、アウトになったもののライトへ鋭いライナーを飛ばすなど、打撃に不安は感じさせませんでした。3打席1安打でベンチに退きました。
小山投手はしり上がりに調子を上げ、六、七、八回は3人ずつで抑えました。8回までは散発の3安打を許したのみでした。九回も二死までは簡単に取りましたが、そこから球が高くなり連打を許しました。しかし、最後はレフトへの大きなフライで、試合終了。ちょっとひやっとさせましたが、堂々の完封。被安打5、奪三振7、無四球という立派な内容でした。
木村コーチは「普通なら、七回ぐらいで交代させているが、小山の場合、完投できる能力が一軍に上がるには必要と思って投げさせた」と話し、投球内容については「直球がよく、アグレッシブな攻める投球に終始したことが素晴らしい。球種については直球以外にフォークの出来が良かった。きちんとコントロールされていたので、見逃されても、カウントを稼げた」と高い評価を与えていました。