なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

イースタン・リーグ公式戦  巨人―楽天15回戦(巨人8勝6敗1分、16時00分、ジャイアンツ)

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楽天 0 0 0 0 0 0 1 1 2 4
巨人 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
[勝]入野31試合4勝2敗10S
[負]久保35試合3勝2敗3S
[本]大田11号ソロ(入野)=6回、サンチェス5号2ラン(高木京)=9回
 
相手チームスタメン・投手リレー 
1番:岡島(指)、2番:山崎(二)、3番:サンチェス(一)、4番:フェルナンド(右)、5番:ムリーロ(遊)、6番:中川(左)、7番:内田(三)、8番:セコビア(捕)、9番:福田(中)

P:釜田(3回)→入野(6回)
 
 イースタン・リーグの公式戦、巨人-楽天15回戦が21日、ジャイアンツ球場で行われ、巨人は大田選手の3試合連続となる本塁打で先制したものの、救援陣が踏ん張れず、1-4で敗れました。


 巨人は左腕・今村投手が先発、サンチェス選手ら外国人選手4人をそろえた楽天打線に対しました。やや制球に苦しみ、粘られたものの、一回は3者凡退に抑えました。二、三回も1人の走者を出しましたが、カーブを有効に使い、無難に切り抜け、四回は簡単に3人で退けました。ピンチは五回でした。ヒットと四球で無死一、二塁、送りバントで一死二、三塁とされました。次打者の打球は右翼へのフライ。しかし、交代で入った松本哲選手の強肩を警戒して三塁走者はスタートできませんでした。その次の打者は一塁ゴロで、今村投手は5回を無失点に抑えきり、この回でマウンドを下りました。


 ただ、巨人打線も相手先発の釜田投手、四回からマウンドに上がった入野投手をなかなか攻略できませんでした。両投手ともに低めに140キロ台半ばの速球を集め、スライダーなどを交えて、的を絞らせてくれませんでした。


 均衡が破れたのは六回でした。先頭打者の大田選手が入野投手の4球目を豪快に叩くと、打球は左中間フェンスを軽々と越えました。このところ、失投を見逃さない大田選手は3試合連続の本塁打で、早くも11号に達しました。


 ただ、この日はリリーフ陣が精彩を欠きました。七回には3番手で登板した笠原投手がヒットと四球で無死一、二塁のピンチを作り、一死も取れずに降板。続く、矢貫投手も一死後、タイムリーを打たれて同点にされました。さらに続く打者にも右越えにヒットを打たれましたが、走塁ミスに救われました。そして、その後の満塁のピンチもサンチェス選手のライトへの鋭いライナーをダイビングキャッチした松本哲選手の美技で、勝ち越しは許しませんでした。


 しかし、八回に登板したベテラン、久保投手は投球にキレがありませんでした。先頭打者を死球で出すと、次打者、ムリーロ選手にレフト越えの二塁打で勝ち越し点を許してしまいました。さらに、九回には6番手の高木京投手がサンチェス選手に豪快な2ラン本塁打を左翼に叩き込まれ、4点目を失ってしまいました。

 
 打線も粘りの投球を見せる入野投手から追加点を奪えませんでした。