なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

イースタン・リーグ公式戦  巨人―楽天16回戦(巨人9勝6敗1分、16時01分、ジャイアンツ)

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楽天 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
巨人 0 0 0 0 0 0 0 0 3
[勝]公文37試合3勝1敗
[負]加藤12試合2勝3敗
[本]内田6号2ラン(田原啓)=5回
 
相手チームスタメン・投手リレー 
1番:柿沢(二)、2番:ムリーロ(遊)、3番:岡島(右)、4番:サンチェス(一)、5番:伊志嶺(左)、6番:中川(指)、7番:榎本(中)、8番:セコビア(捕)、9番:内田(三)

P:横山(6回1/3)→金刃(2/3回)→小山伸(1回)→加藤(2/3回)
 
 イースタン・リーグの公式戦、巨人-楽天16回戦が22日、ジャイアンツ球場で行われ、九回まで無得点に抑えられていた巨人は二死から隠善選手のタイムリーで追いつくと、好調の大田選手が右越えのサヨナラタイムリーを放ち、劇的な勝利を収めました。


 巨人は16日の一軍・中日戦に登板(5回1失点、勝敗つかず)して以来の大竹投手が先発しました。大竹投手は、やや制球に苦しみ、楽天バッターに粘られたものの、一、二回は無難に抑えました。しかし、三回にはヒットと死球でピンチを迎え、四回にも死球でピンチを広げ、途中で降板しましたが、田原啓投手が後続を断ち、無失点でした。


 両チーム無得点で迎えた五回、先手を取ったのは楽天でした。田原啓投手は先頭打者にヒットを打たれ、、次打者の内田選手にはファウルで粘られた末の6球目を右翼に本塁打を打たれてしまいまました。


 巨人は押し気味に試合を進めていましたが、あと一本が出ない状況が続きました。七回は連打で一死一、二塁のチャンスを作りましたが、後続が倒れました。八回を終えて巨人は10安打を放ちながら、ホームが遠い、ストレスがたまる流れでした。


 しかし、九回、巨人が粘りを見せました。先頭の辻選手が相手エラーで出塁しました。しかし、相手の下手投げルーキー、加藤投手に走者を二塁に進められないまま、二死を奪われました。チャンスが消えかかったかに見えましたが、ここから選手が驚異的な粘りを見せます。途中から捕手で入っている鬼屋敷選手が7球目を、レフト前にヒット、金城選手もファウルで粘り10球目で四球を選び、満塁としました。


 バッターボックスに入った隠善選手は4球目をジャストミート、目の覚めるような打球はセンター前に。2人が還って同点となりました。そして打席には大田選手。前日まで3試合連続本塁打を打っており、この日も4打数3安打と絶好調。「一振りで決めてやる」と闘志満々の大田選手のバットは2球目をとらえると、ライト線を破るサヨナラヒットとなりました。「みんなが繋いでくれた。だから打ちたかったんです」。大田選手自身、劇的な幕切れに興奮気味でした。