プロ野球 2015 巨人×阪神 ２２回戦 －甲子園－

巨人		阪神
（中）	立岡	（遊）	鳥谷
（二）	片岡	（中）	大和
（遊）	坂本	（左）	マートン
（一）	阿部	（右）	福留
（右）	長野	（一）	ゴメス
（左）	アンダーソン	（二）	上本
（三）	村田	（三）	新井
（捕）	加藤	（捕）	藤井
（投）	マイコラス	（投）	メッセンジャー

 

巨人・2戦連発の阿部　15号2ランに「完璧に打てたし、よく飛んでくれた」

 

　3位・巨人が10日、敵地で首位・阪神に競り勝ち、ゲーム差を再び2に縮めた。2点リードの6回に阿部が2戦連発となる15号2ランを放ち、加点。1点差に迫れらた8回には坂本の11号ソロで突き放した。その後1点差に迫られたものの、最後は澤村がリードを死守して勝利。先発のポレダは8勝目（7敗）を挙げた。

　試合後は阿部がヒーローインタビューに答え、6回無死一塁から放った2ランに「坂本がいい形（四球）でつないでくれたんで僕も何とか後ろにつなぐ気持ちで入りました」と振り返り、「完璧に打てたし、よく飛んでくれた」と手応えを口にした。

　前日の同カードでは10残塁で3-4のサヨナラ負け。この日敗れれば自力Vが消滅する状況だったが何とか白星をつかみ、首位とのゲーム差を縮めた。一方の阪神はDeNAに3-1と勝利したヤクルトに並ばれた。

　
９回１死三塁のピンチを沢村が抑え、巨人が逃げ切り
９回、先頭の上本にあわや本塁打の中越え二塁打を打たれ無死二塁。送りバントで１死三塁となり、８回途中からリリーフした沢村が、一打同点のピンチを迎えた。

　しかし、続く梅野を遊ゴロ、狩野の死球を挟み、最後は２死一、三塁から鳥谷を二ゴロに仕留めた。巨人は辛くも逃げ切って、自力Ｖ消滅の危機を逃れた。

　ポレダが８勝目、沢村が２９セーブ目を挙げた。