なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

イースタン・リーグ公式戦  巨人―ヤクルト17回戦(巨人9勝6敗2分、16時00分、ジャイアンツ)

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ヤクルト

0 0 2 0 1 0 0 0 0 3
巨人 1 0 0 0 1 0 0 0 0 2
[勝]由規5試合1勝1敗
[S]木谷40試合2勝2敗6S
[負]小山16試合6勝6敗
 
相手チームスタメン・投手リレー 
1番:森岡(三)、2番:藤井(中)、3番:谷内(遊)、4番:飯原(右)、5番:デニング(左)、6番:松井(遊)、7番:川崎(指)、8番:星野(捕)、9番:川上(二)
P:杉浦(2回)→由規(2回1/3)→七條(1回2/3)→土肥(2回)→岩橋(1/3回)→木谷(2/3回)
 
イースタン・リーグ公式戦、巨人-ヤクルト17回戦が11日、ジャイアンツ球場で行われ、巨人は一回に先制点を挙げたものの、三回に逆転を許し、2-3で敗れました。2位の西武がこの日の試合で勝ったため、巨人のリーグ優勝へのマジックナンバーは「6」のまま。

 巨人は一回に先頭の金城選手がライト前に運び、井端選手が投手強襲ヒットで続き、虫一、二塁のチャンスを作りました。橋本選手は送りバントを失敗した後、三振。中井選手も平凡な外野フライに倒れましたが、指名打者で出場のフランシスコ選手が一、二塁間を抜くヒットで、金城選手が先制のホームを踏みました。ただ、一気にたたみかけられるチャンスを生かしたとはいえない攻撃でした。


 先制点をもらいましたが、巨人先発の小山投手がピリッとしませんでした。一回は無難に抑えたものの、二回は四球、ヒットで一死一、二塁のピンチを招きました。ここは内野ゴロ併殺で切り抜けましたが、三回につかまりました。一死から四球と内野安打で一、二塁のピンチに追い込まれ、続く谷内選手にもヒットを打たれました。ここで三塁をオーバーランした走者を刺そうとした捕手の送球が暴投となり、同点とされました。さらに飯原選手にも打たれて、逆転を許してしまいました。


 小山投手は4回で降板しましたが、被安打7、四球2の内容。木村コーチは小山投手のピッチングに関して、「ボールがベルト近くに来ていて、それを狙われてしまった。決め球のフォークを投げる前に打たれた。もう少し低くコントロール出来ないといけない」と厳しい評価でした。


 巨人は五回にも失点しました。2番手の江柄子投手が先頭打者にヒットを打たれ、送りバントは二封したものの、ヒットで一、三塁とされ、次打者に大きな犠牲フライを打たれてしまいました。


 一方の巨人打線もその裏に反撃しました。実松選手の死球、金城選手の四球で無死一、二塁とし、井端選手が手堅く送り、二、三塁とすると、一回にチャンスで凡退した橋本選手が汚名返上のライト前ヒットで1点を返しました。しかし、続くチャンスに2人がフライで凡退し、追いつくことはできませんでした。


 巨人は九回、代打・坂口選手が一死からヒットを放ち、続く鬼屋敷選手も一、二塁間にヒット性の当たりを放ちましたが、相手のファインプレーに阻まれました。両チームともに累上をにぎわせる試合で、ヤクルトは11安打、巨人は10安打。しかし、どちらもあと1本が出ない、もどかしい展開でした。


 この試合の七回、メンドーサ投手が6月5日の一軍交流戦ソフトバンク戦以来の登板を果たしました。右上腕部の炎症に悩んでいた同投手でしたが、2/3回を投げ、まずまずの内容。本人も安心した様子でした。