なんちゃって村田のジャイアンツ blog

ジャイアンツ、試合結果、選手プロフィール

イースタン・リーグ公式戦  巨人―ヤクルト18回戦(巨人10勝6敗2分、16時01分、ジャイアンツ)

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ヤクルト

1 0 0 1 1 0 0 2 0 5
巨人 4 1 0 3 0 0 0 0 × 8
[勝]メンドーサ9試合1勝1S
[S]香月27試合3勝1敗6S
[負]寺田24試合2勝4敗
 
相手チームスタメン・投手リレー 
1番:川崎(左)、2番:森岡(三)、3番:谷内(遊)、4番:飯原(指)、5番:デニング(右)、6番:松井(一)、7番:川上(二)、8番:山川(捕)、9番:藤井(中)
P:寺田(1回1/3)→金伏(2回2/3)→古野(2回)→村中(1回)→中元(2/3回)→中島(1/3回)
 
イースタン・リーグ公式戦、巨人-ヤクルト18回戦が12日、ジャイアンツ球場で行われ、巨人は一回に先制を許したものの、その裏に4点を取って逆転、前半で8点を挙げて、ヤクルトの反撃を6投手のリレーでかわし、8-5で勝ちました。マジックナンバー対象チームの西武もこの日の試合に勝ちましたが、巨人のマジックはひとつ減って、「5」となりました。


 巨人の先発は内海投手。一回に簡単に2アウトを取った後、四球を与えてしまい、飯原選手に高めの球を左中間に運ばれる二塁打を打たれ、1点を失いました。


 しかし、この日の巨人打線は活発でした。その裏、一死後に井端選手がヒットを放つと、カステヤーノス選手のボテボテの三塁ゴロが内野安打となり、さらに中井選手のクリーンヒットで満塁としました。ここで指名打者、フランシスコ選手が右前に安打を放ち、三塁走者に続き、カステヤーノス選手も俊足を飛ばして生還、あっさり逆転に成功しました。続く辻選手もタイムリーで、なんと5連打の猛攻でした。さらに二死後には松本哲選手もセンター前に適時打を放ち、4点を奪いました。


 さらに二回には先頭の橋本選手がヒットで出ると、一死後に2つの四球で満塁として、フランシスコ選手の内野ゴロの間に橋本選手が本塁を陥れて、1点を追加しました。四回にヤクルトが連打と内野ゴロで1点を返すと、その裏、橋本選手、カステヤーノス選手、中井選手の安打で満塁とした後、辻選手がこの日2本目のタイムリーをセンター前に放ち、2点を追加しました。辻選手は「前日はチャンスで凡退して悔しかった。それだけに(2本の適時打は」)うれしい」と話していました。


 内海選手は四回を終えて降板、被安打3ながら2点を奪われてしまいましたが、木村コーチは「実績のある投手だから、うまく投げていたと思う。これからも調子は上がってくると思う。本人も納得した投球だったようだ」と評価していました。


 巨人は五回から、先発要員の松本竜投手が2番手で登板しましたが、調子はよくありませんでした。先頭打者をヒットで出すと、一死後に連打を浴びて1点を失い、早くも降板しました。ここで登場したのが、前日に久々のマウンド復帰を果たしたメンドーサ投手。ここで次打者を三塁ゴロ併殺に切って取り、ピンチを脱しました。木村コーチは「メンドーサの投球がヤクルトの攻勢を断ちきった。今日の殊勲者です」と話していました。次の回も投げたメンドーサ投手には勝ち星がつきました。


 この日のヤクルトは、序盤の大量失点にも関わらず、闘志にあふれていました。5番手、土田投手を攻めて、無死から2安打と四球で1点を奪い、なおも無死一、三塁としました。ここで土田投手は持ち前の闘志あふれる投球で、併殺と三振で2失点で切り抜けました。九回は香月選手がしのぎました。


 苦しい試合でしたが、打線は積極的に好球を狙い、盗塁も3つを記録するなど、攻めの姿勢が明確に見えた試合でした。