プロ野球 2015 巨人×ヤクルト 24回戦 -東京ドーム-
天王山初戦に勝利!原監督、岡本を評価「勝負強さがあった」
巨人は26日、2ゲーム差で追う首位・ヤクルトとの天王山初戦に勝利。東京ドームでの連勝を12に伸ばし、3位以上を確定させた。ヤクルトの優勝マジック点灯を阻止し、1ゲーム差に詰め寄った。
ドラフト1位の岡本が、初めてお立ち台に上がった。第一声は「うれしいです」。初々しい笑顔がはじけた。1点を追う4回に右前へ、鋭い当たりの同点打。「思い切って初球から打とうと思って打席に入りました。負けられない試合が続いて、その中でプレーさせてもらっているので、勝ってうれしかったです」。そして場内のファンに向けてあいさつ。「初めまして。奈良県から来ましたジョニー・デップです」と、チーム内で浸透している“岡本ネタ”で爆笑を誘った。
お立ち台には、2回に右翼ポールへ追撃の14号2ランを放った長野、5回に中越えの勝ち越し二塁打を放った阿部も上がった。長野は「あしたも絶対勝ちます」、阿部も「僕らはまだ2位。ぶつかっていこうと思ったのがいい結果になった。ヤクルトはいいバッター、いいピッチャーがいていいチーム。思い切りぶつかりたい」と、27日のヤクルト戦での必勝を誓った。
試合後の原監督は、岡本について「勝負強さがあった。見事なタイムリーだった」と評価。27日の試合に向け「まだまだ戦いは半ば。また、あした!」と気を引き締めた。